MacOS & SublimeTextで快適にLaTeXライフ

March 10, 2017

はじめに

今回は、Mac OSで快適に ライフを送るために、”恋に落ちるエディタ”であるSublime Textを用いて、コンパイル、PDFの表示まで行うことができるようになるまでの道のりを、備忘録の為にメモっておきたいと思います。

僕は何をするにしてもどうしてもSublime Textを使いたい症候群にかかっています。よってどうしてもSublime TextでTeXを書きたいと思っていました。

で、やり方をググってみるとたくさん出るのですが、Sublime Textのパッケージを利用する必要があるせいか、少し古い情報が蔓延しておりまして、なかなか一本道に使えるようになる手順というのが落ちていませんでした。

結構試行錯誤したので、もしあなたが同じことをしようとしてうまくいっていないのなら、一度この方法を試してみてください。(これからも、仕様変更によりこの方法ではうまくいかなくなる可能性もあるので、あくまでご参考までに。)

僕の現段階の環境について

  • 使用PC: MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
  • OS: macOS Sierra
  • Sublime Text 3, Stable Channel, Build 3126

こんな感じの環境です。これならば動きました。

導入方法

MacTeXの導入

早速ですがMacでTeXを使えるようにするために、MacTeXを導入します。

The MacTeX-2016 Distribution

上のリンクに飛び、”MacTeX Download”をクリックしてダウンロードします。 サイズが2.8GBあるので結構時間かかります。コーヒーでも淹れて待ちましょう。

TeX用に必要なその他いろいろを導入

PDF関連で必要となるソフト、”ImageMagick”と”Ghostscript”を導入していきます。

その前に、これらをインストールする為にはHomebrewが必要となるのでそれもインストールしていきましょう。

Homebrewのインストール

Homebrewがもう入ってるよという人はスキップしてくださいね。

HomebrewというのはMacOS用のパッケージマネージャーで、Linuxでいうapt-getみたいなものです。

こちらの公式サイトを参考に、ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力してインストール出来ます。(変わるかもしれないので必ず公式サイトをご参照ください。)

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

結構時間かかります。

Homebrew経由でImageMagick, Ghostscript導入

以下のコマンドをターミナルで叩いて導入しましょう!

brew install imagemagick
brew install ghostscript

Sublime Textの下準備

Sublime Text: The text editor you’ll fall in love with

Sublime Textがまだ入ってないよ!という方は、上のリンクからどうぞ。

Sublime Textをターミナルからコマンドで開けるようにする

ターミナルでsublと打ってSublime Textが開けるように設定する必要があるため、シンボリックリンクを作成します。

sudo ln -s "/Applications/Sublime\ Text.app/Contents/SharedSupport/bin/subl" /usr/local/bin/subl

/Applications/Sublime… の部分は、環境によって変わることがあるので要注意です。

ターミナルを開いてsublと打つと、Sublime Textが開くようになります。これでOKです。

Package Controlの導入

もう入っているという方はスキップしてください。

Sublime textにPackage Controlをインストールする方法

もしよろしければ上の記事を参考にインストールしてください。

LaTeX Tools (Sublime Text用パッケージ)の導入

command + shift + pで、installと打ち、”Package Control: Install Package”を選択し、”LaTeX Tools”と検索しインストールします。

これでOKです。

LaTeX Toolsを設定

ユーザー設定を変更します。ビルドを行う時のコマンドや、プレビューに利用するアプリ等の設定です。

まずSublime Textを開き、以下の順でLaTeXToolsのユーザー設定ファイルを開きます。

Sublime Text => Preferences => Package Settings => LaTeXTools => Settings - User

そして中身を全て消し、以下のJSONをコピペします。

{
  "builder_settings" : {
    "command" : ["latexmk", "-cd",
      "-e", "$latex = 'platex %O -no-guess-input-enc -kanji=utf8 -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S'",
      "-e", "$biber = 'biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B'",
      "-e", "$bibtex = 'pbibtex %O %B'",
      "-e", "$makeindex = 'makeindex  %O -o %D %S'",
      "-e", "$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S'",
      "-e", "$pdf_mode = '3'",
      "-e", "$pdf_update_method = '0'",
      "-e", "$pdf_previewer = 'open -a preview.app'",
      "-f", "-%E", "-norc", "-gg", "-pdfdvi"],
  }
}

Sublime Textを再起動したらこれでOKです。

TeXファイルをSublime Textで開き、command + bを押すとコンパイルされるはずです。

PDF viewer Skimを導入

PDFビューワとして、LaTeXToolsの公式ドキュメントでおすすめされているので、Skimを導入しましょう。これを入れると、TeXファイルをビルドしたときに、勝手にPDFファイルがこのビューワで起動されるようになります。

Forward Search, Backward Searchの両方に対応しているようです。

Skim | Home

上記リンク先で、SourceForgeからインストール出来ます。

使ってみる!!

やっとです!まずはTeXファイル(test.tex)を作成しましょう。

\documentclass[12pt,a4paper]{jsarticle}
\begin{document}
\title{Sublime TextでLaTeX}
\author{yuuuuwwww}
\date{
  2017/3/10
}
\maketitle

\section{テスト}
  \subsection{テスト1}
  テストですよ。
  \subsection{テスト2}
  テストですよー。
\end{document}

command + bを押すと、コンパイルが始まり、エラーがなければSkimで以下のようにPDFファイルが開かれます。

参考文献